Cmderでは標準でgit for windowsが利用できるので、特別な設定を行わなくてもunix likeなコマンド一式を利用することができます。この機能は大変便利なのですが、残念なことに標準の設定だとlsコマンドを実行した時、日本語のファイル名が文字化けしてしまいます。
今回は、Cmderでlsコマンドを実行したときに日本語ファイル名が文字化けしないための設定を説明します。
Cmderのlsコマンドで日本語ファイル名を表示させる
git for windowsのlsコマンドは、ファイル名を出力する時に環境変数のLANGを見ています。このため、以下のコマンドを実行してLANGをja_JP.UTF-8
に変更すれば、lsコマンドで文字化けが発生しなくなります。
set LANG=ja_JP.UTF-8
LANGを指定後に再度lsコマンドを実行すると、以下のように文字化けが解消されます。
Cmderの設定自体を変更する
常にLANG=ja_JP.UTF-8の設定にしたい場合は、Cmderの設定を変更しておくと便利です。設定の変更は下記の手順で行えます。
Cmderの右上アイコンを右クリックしsettingを選択します。
左メニューから,Startup -> Environmentを選択し、set LANG=ja_JP.UTF-8
の1行を追加します。
Save settingsボタンを押し、Cmderを再起動すればlsコマンドで文字化けしなくなります。
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