Caude CodeのRate limit待ちって、農場ゲームの収穫待ちっぽくない?

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生成AIの有料プランを使っていると、必ず出会うイベントがある。

そう、それはRate limit reached。

「君は今、リクエストしすぎた。しばらく草でも食べて待ってなさい」とAIから冷たく突き放される瞬間だ。

これ、初めてくらったときは「え、月額課金してるんだけど!?」って思う。

でも、ふと気づいた。これってまるで農場ゲームの「収穫待ち」じゃないか、と。

農場ゲームでは、タネをまいて「あと3時間でトマトが実るよ」って言われる。最初のうちは「長っ!」と思うけど、やがて「まあ仕方ないか、別の畑見てこよ」って気持ちになる。Rate limitも全く同じ。「あと2分でリクエスト再開できます」ってなると、頭の中で勝手に「♪作物が育っています」のBGMが流れる。違いは、畑じゃなくてサーバーで育ってるってことだけ。

農場ゲームなら、残り2分を待ってる間に友だちの牧場を荒らしに……いや、お手伝いしに行く。生成AIの場合は、待ってる間にSlackを眺めたり、ドキュメントを整理したりする。まあ正直に言うと「SNSを開いて閉じる」を5回繰り返して終わる。結局、現実逃避のメカニズムまでゲームと一緒。

ただ、この環境に慣れてくると人は次のステージに進む。「あと何時間で制限が解除されるか」をスマホのアラームで管理し始めるのだ。深夜にわざわざアラームをセットして、起きては眠そうな目でプロンプトだけ叩く。そしてまた布団に戻る。こうして、夜中の貴重な睡眠時間すらAIに献上するようになる。

エンジニアは怠惰なので、やがて工夫は加速する。「これって、sleep関数と組み合わせて夜間に自動実行しておけばいいじゃん」と気づく。そのスクリプトを組むのに、生成AIの支援を受け、貴重なトークンを消費するのだ。

そうやって人類はAIから、生成AIの支援とRate limitという、飴と鞭を与えられ、少しずつ生活を管理され、やがて気づけば——AIの忠実な奴隷となっていくのであった。

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