評価目的でAWS Aurora for MySQLのグローバルデータベースを利用したので、気づいたことや注意するべき事をメモする。
DBサーバの構成
- 1つのグローバルデータベース設定に、複数のクラスタがぶら下がるイメージになる
- 2つのクラスタを作った場合、それぞれのクラスタはプライマリとセカンダリと呼ばれる
書き込みの権限
- プライマリ側のデータベースのみに書き込みが可能
- 書き込んだ内容はセカンダリ側にレプリケーションされる
フェイルオーバー
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グローバルデータベースを昇格させることで、フェイルオーバーできる。
- 昇格させたときはDBのエンドポイントが変わる
- エンドポイントは、それぞれのクラスタごとに存在しているため。
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昇格後も元のDBは引き続き使用可能だが、レプリケーションは行われなくなる。
削除
グローバルデータベースを削除するときは、先立ってグローバルデータベース内のクラスタが存在しない状態にする必要がある。存在する状態で削除しようとするとエラーが出る。
グローバルデータベースにぶら下がっているクラスタを削除すると、そのクラスタはスタンドアローンデータベースに格上げされる。 (なので、ここで言う削除は切り離し的な意味合いになる)
クラスタが存在しない状態だと削除できる。
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