AWS認定データベース 専門知識(AWS Certified Database – Specialty)(DBS-C01)の受験にあたり、役に立ちそうなハンズオントレーニングの一覧を紹介します。
AWSのハンズオンチュートリアル
AWSではハンズオンのチュートリアルを公開しています。
チュートリアルの中からデータベース関係のものを検索することで、対象のものを検索できます。
カテゴリをデータベース
、コンテンツタイプをハンズオン
で検索すると、参考になりそうなチュートリアルが18件表示されます。
検索結果をjsonで取得する
ブラウザでみて良さそうなチュートリアルを探しても良いのですが、画面だとスクロール必要もあり少し探しづらいです。
調べてみたところ、一覧はWebAPIで取得しており下記のcurlコマンドで同等のデータが取得できました。
curl 'https://aws.amazon.com/api/dirs/items/search?item.directoryId=getting-started-content&item.locale=ja_JP&size=100&tags.id=getting-started-content%23category%23databases&tags.id=getting-started-content%23content-type%23hands-on'
ちょっと長いので、適当なところで改行すると以下のような形になります。
curl 'https://aws.amazon.com/api/dirs/items/search?
size=100&
item.locale=ja_JP&
tags.id=getting-started-content%23category%23databases&
tags.id=getting-started-content%23content-type%23hands-on'
jsonの結果が大きいので、結果を更にjqコマンドでtsv形式に加工すると見やすくなります
curl 'https://aws.amazon.com/api/dirs/items/search?...' > result.json
cat result.json | jq -r '.items[].item.additionalFields | [.contentTitle, .timeToComplete] | @tsv'
チュートリアル一覧表
下記が、tsvに変換した結果を表にしたものです。
2022/01時点では合計で16個のチュートリアルがありました。合計すると1220分で20時間程度かかってしまうため、重点的に学びたいものを優先してピックアップすると良いでしょう。
例えば、Web系のエンジニアでOracle関係の移行作業に興味がない場合は、2つ除外するだけで4時間節約できますね。
時間 | タイトル | 概要 |
---|---|---|
10 | Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) および AWS Cloud9 を使用してドキュメントデータベースをセットアップする | mongo シェルを使用して AWS Cloud9 環境から Amazon DocumentDB クラスターに接続し、数件のクエリを実行する方法を学びます。 |
10 | NoSQL テーブルを作成してクエリを実行 | スケーラブルで低レイテンシーの NoSQL をクラウドで実際に体験します。 |
10 | アプリケーション開発を加速する高速データベースクローニングおよびバックトラッキング | Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるリレーショナルデータベースであり、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性に加え、オープンソースデータベースのシンプルさと費用対効果も兼ね備えています。このチュートリアルでは、開発およびテスト用に Aurora DB クラスターのクローンを作成する方法と、バックトラッキングを有効にして使用して、指定した時間まで DB クラスターを「巻き戻す」方法を学びます。 |
10 | 変動するアプリケーションの要求を満たすために MySQL データベースをAuto scaling | Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるリレーショナルデータベースであり、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性に加え、オープンソースデータベースのシンプルさと費用対効果も兼ね備えています。このチュートリアルでは、アプリケーションの変動する要求を満たすために、Amazon Aurora データベースを作成し、リードレプリカを追加または削除して、自動的にスケーリングするように設定する方法を学びます。 |
10 | 高速なクロスリージョン災害対策および低レイテンシーのグローバル読み取り | 複数の AWS リージョンにまたがり、パフォーマンスに影響を与えずにデータを複製する Amazon Aurora Global Database のデプロイを作成する方法を学びます。Aurora Global Database は、リージョン全体の停止からの災害対策を提供し、低レイテンシーのグローバル読み取りを可能にします。 |
10-20 | サーバーレスアプリケーションの構築 | Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるリレーショナルデータベースであり、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性に加え、オープンソースデータベースのシンプルさと費用対効果も兼ね備えています。Amazon Aurora Serverless は、Amazon Aurora (MySQL 互換エディションおよび PostgreSQL 互換エディション) のオンデマンド自動スケーリング設定です。データベースの容量はアプリケーションのニーズに基づいて自動的に起動、シャットダウン、スケールアップまたはスケールダウンされます。Aurora Serverless を使用すると、データベースインスタンスを管理せずにクラウド内でデータベースを実行できます。Aurora Serverless は、低頻度、断続的、または予測不能なワークロード向けの、シンプルでコスト効率の良い選択肢です。 |
120 | Amazon DynamoDB を使用したゲームアプリケーションのデータモデリング | ゲームアプリ向けに DynamoDB データベースをモデリング |
180 | Amazon DynamoDB を使用してモバイルアプリ向けのデータベースを設計 | DynamoDB を使用してモバイルアプリ向けのデータベースを設計用の分散キャッシュとして使用する方法を学びます。 |
150 | Amazon DynamoDB と Amazon SNS を使用しターン制ゲームを構築 | Amazon DynamoDB と Amazon SNS を使用してターン制ゲームを構築する方法を学びます。 |
120 | 非リレーショナルデータベースを作成および管理 | このハンズオンチュートリアルでは、Python を使用して Amazon DynamoDB 非リレーショナルデータベースを作成および管理する方法を学びます。 |
120 | Amazon ElastiCache for Redis を使い、MySQL データベースのパフォーマンスを向上させる | このハンズオンチュートリアルでは、Amazon Elasticache for Redis を使用してリレーショナルデータベースのリアルタイムキャッシュを構築し、パフォーマンスを向上させる方法を説明します。 |
120 | Amazon ElastiCache for Redis を使い、オンラインアプリケーション用の高速セッションストアを構築する | Amazon ElastiCache for Redis をセッション管理 |
50 | Amazon RDS で Drupal をデプロイ | Amazon RDS でフルマネージドサービス型 MySQL または PostgreSQL データベースを使用して Drupal サイトを起動 |
50 | Amazon RDS で WordPress をデプロイ | Amazon RDS でフルマネージドサービス型 MySQL データベースを使用して WordPress サイトを起動 |
120 | Oracle から Amazon Aurora に移行 | 最小限のダウンタイムで Oracle データベースを Amazon Aurora に移行します。 |
120 | Oracle から Redshift に移行 | 最小限のダウンタイムで Oracle のデータウェアハウスを Amazon Redshift に移行します。 |
追記: DB関係以外も含めてすべてのチュートリアルをリンク付きで、別の記事にてリストを作成しました。
結果一覧をtsvで取得する方法
上記の検索画面は、内部的にWebAPIを使って検索結果を取得していました。
このためcurl, jqコマンドの組み合わせでtsvに加工すると見やすくなって良いです。
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