山田 暢彦さんが書いた"英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編"という書籍を使った、英語学習の仕方について説明します。NOBU式トレーニングにはもう一冊、緑の表紙の入門編がありますが、本記事で説明しているのは、以下のオレンジの表紙の実践編についてです。
書籍の説明
本書を知らない人のために、著者による紹介動画を貼っておきます。
学習の手順
英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編を使った学習では、以下の三つのことを毎日行います。
- CDに合わせて10回音読
- INPUT右ページの内容を元に、日本語->英語の瞬間英作文
- OUTPUT右ページの内容を元に、ヒント->英語の瞬間英作文
以下に、それぞれの具体的な作業方法を説明します。
説明では3週間で終わらせるペースで書いていますが結構ハードなので、辛ければ毎日1レッスンづつ進めて1ヶ月半で終わらせても良いです。
1. CDに合わせて10回音読
CDの内容をスマートフォンなどに写し、CDに合わせて発音練習を行います。
3週間で1週回す場合、1日目はLesson1と2、2日目はLesson3と4というように、毎日次のレッスンに進めていきます。
1レッスンのINPUT+OUTPUTの音声が合わせて2分30秒ぐらいなので、50分(= 2.5分/レッスン * 2レッスン/日 * 10回/日)で1日のノルマは完了です。
毎日50分が確保できない場合は、繰り返しの回数は維持したまま毎日1レッスンづつにして、25分づつ練習します。
2. INPUT右ページの内容を元に、日本語->英語の瞬間英作文
INPUT右ページのカッコの中にある日本語をみて、英文を瞬間的に言えるようにします。
これは、Ankiというアプリに日本語+英語のペアを全て登録します。本書にはInput/Outputのレッスンに加えて、Random Trainingのページが9つありますがTraningはアプリに登録しなくて良いです。
単語帳への登録が大変ですが、Androidだとテキストスキャナーというアプリで読み込ませていくと少し楽になります。
3週間で1週回す場合、Ankiの設定で新規カードを20枚に設定します。
初日は20枚だけなので簡単ですが、Ankiは過去に学習したカードの復讐が自動で組み込まれてくるので、日が進むごとに辛くなっていきます...
隙間時間なども常にAnkiのアプリを開いて進めていくのですが、どうしてもこなせない場合は、新規のカード枚数を減らして対応します。
3つのうち、この作業が最も辛いですが頑張ってこなします。
3週間経過した後も、記憶の定着をするために、この作業は数ヶ月の間毎日続けます。3週間経ったあとは新規カードが0になるのとカード内容を暗記できてくるので、その後の作業は楽になっていきます。
3. OUTPUT右ページの内容を元に、ヒント->英語の瞬間英作文
OUTPUTの右ページを赤い下敷きで隠します。
左ページにあるQUESTIONを音読したのち、右側ページの日本語ヒントをみながら、英文がすぐに出てくるように練習します。
これは10回音読のように、1日目はLesson1と2、2日目はLesson3と4というように、毎日次のレッスンに進めていきます。
これは1. 2.を始めた3日後から作業を開始します。こうすることで1. 2.の作業が予習となり、意外と回答できるようになります。何日か進めで難しそうなら、3日後ではなく5日後からのスタートにするともう少し楽になります。
英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編