JPEGのカラーモードとは?RGB・CMYKの違いを解説

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画像を扱う中で、「JPEGってRGBなの?CMYKなの?」という疑問にぶつかったことはありませんか?特に、印刷データの準備やカラーマネジメントの場面では、カラーモードの違いが仕上がりに大きく影響するため、正しい理解が求められます。

この記事では、JPEG形式のカラーモードについて基礎から実務的な注意点まで解説します。

JPEGはRGB?CMYK? どちらもありうる

JPEG形式は本来、RGBカラーをベースとしたフォーマットとして誕生しました。ですが、後にAdobe PhotoshopなどのソフトがCMYK JPEGの出力を可能にしたため、現在ではJPEGでもRGBモードとCMYKモードの両方が存在します。

つまり、「JPEG=RGB限定」というわけではなく、JPEGファイル内には“どのカラーモードで保存されたか”の情報が含まれている、というのが正確な理解です。

カラーモードによって保存される色情報は異なる

RGB JPEGとCMYK JPEGでは、実際にファイル内に保存されている色情報そのものが異なります。RGB JPEGでは、ピクセルごとにR(赤)、G(緑)、B(青)の値を持ち、光の三原色で構成されています。一方、CMYK JPEGではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のインク量情報が保存されており、印刷のための減法混色方式に基づいています。

どちらも同じ拡張子「.jpg」で保存されますが、ファイルの中身はまったく別物と言っても過言ではありません。

CMYK JPEGが環境によって色ズレを起こす理由

RGB環境を前提とした表示装置やソフトウェアでは、CMYK JPEGを開いたときに、自動的にsRGBなどのRGB色空間に変換されることがあります。この変換は意図しない色ズレを引き起こすことがあり、特に赤やピンク系が強調されたり、黄色がくすんで見えたりするなどの現象が起きやすくなります。

また、ICCプロファイルが正しく埋め込まれていなかったり、表示側がプロファイルを無視する設定になっていたりすることで、より一層の色の誤変換が起きる可能性もあります。

CMYKの色はそのままではRGBでは再現できないものが多いため、カラーマネジメント環境によっては、見え方が大きく変わることを理解しておく必要があります。

カラーモードはPhotoshopなどで確認・変換できる

JPEGのカラーモードを確認・変更するには、画像編集ソフトを使うのが最も確実です。たとえばPhotoshopでは、メニュー「イメージ」→「モード」からRGBカラーかCMYKカラーかを確認・変更できます。書き出し時には「Web用に保存」や「書き出し形式」を使い、sRGBに変換しておくのがおすすめです。

また、「ICCプロファイル(sRGB)を埋め込む」にチェックを入れておけば、他の環境でもより意図した色を再現しやすくなります。

JPEGのRGBとCMYK、どちらを使うべき?

結論として:

  • 印刷用途:CMYK JPEGを使ってもよい(ただし通常はTIFFやPDFが推奨)
  • Webや一般的なディスプレイ用途:必ずRGB(特にsRGB)で保存すること!

RGBベースの環境では、CMYK JPEGは意図した色が再現されない可能性があるため、RGB(sRGB)で作成・保存するのが基本です。

まとめ:JPEGのカラーモードは「RGB」前提で使うのが安心

JPEGという形式はRGBベースで設計されているため、RGB(特にsRGB)で保存しておけば、ほとんどの表示環境で正しく表示されます。

カラーモードの違いを意識して使い分けることで、「思った色と違う!」というトラブルを未然に防ぐことができます。

カラーマネジメントの第一歩として、JPEGのカラーモードとその使い分けをぜひ押さえておいてください。

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