TL;DR
- JetBrains製IDEでは、ステージ操作はデフォルトで無効なので設定で有効化が必要。
- 「Preferences → Version Control → Git」から「Use staging area」にチェックを入れると- 使えるようになる。
- 使えない場合は設定の見直しやIDEの再起動を試すと改善することが多い。
JetBrains製IDEでgitのステージを有効にする方法
JetBrains製のIDEを使っていて、「ステージ操作」が使えず戸惑ったことがあった。CLIでできる git add や git restore --staged のような操作が、IDE上では見当たらない──そんな状態に直面する人は意外と多いのではないかと思う。
設定画面で「Use staging area」をオンにする
ステージ操作を使えるようにするには、まず設定メニューを開く。WebStormやIntelliJでは、上部メニューから「Preferences」を選び、「Version Control」→「Git」と進むと、そこに「Use staging area」というチェックボックスがある。
この項目にチェックを入れて設定を保存すると、IDEのGitパネルの表示が変わる。具体的には、変更されたファイルの横に「+」マークが表示され、右クリックで「Stage」や「Unstage」の操作が選べるようになる。
また、変更が「ステージ済み」と「未ステージ」に分かれて表示されるようになり、コミットする内容を視覚的に整理しやすくなる。これは、複数の修正を一つのコミットにまとめるのではなく、意味のある単位で丁寧に区切りたいときにとても便利だ。
ステージ操作が表示されないときの確認ポイント
設定を変更しても「+」マークが表示されなかったり、「Stage」メニューが出てこなかったりする場合は、設定が反映されていない可能性がある。いったんIDEを再起動してみると改善することもある。
また、プロジェクトが正しくGitで初期化されているかも見直してみるとよい。リポジトリとして認識されていないと、ステージ操作自体が無効化されたままになるからだ。
UI上での細かなコントロールが生む安心感
ステージ操作を有効にしてしばらく使ってみて感じたのは、差分を「ためてからまとめてコミットする」スタイルよりも、「意図を持ってステージングする」スタイルの方が安心できるということだった。特に、コードレビュー前に細かな修正をステージングしておくことで、自信を持ってコミットを提出できる。
CLIであってももちろん同じことはできるが、GUIでステージ状態が視覚的に確認できると、安心感とスピード感が違う。
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IDEの持つ機能を少し掘り下げるだけで、日々の作業がより快適になる。ステージ操作はその良い例だと感じている。まだ使ったことがない人は、一度設定を見直して、ステージ操作が有効になっているかを確かめてみてほしい。ちょっとした工夫が、開発の質を変えてくれるはずだ。