anki: Enhance main windowプラグインの説明

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Enhance main windowプラグインの説明ドキュメントを日本語訳しましたので公開しておきます。
基本的には原文に忠実に訳していますが、直訳すると分かりづらい部分は意訳したり表現を変えたりしています。

このドキュメントは2020/08時点のものをベースにしています。最新バージョンのプラグインはパラメータや機能が追加されているものがあるかもしれませんが、基本的な仕組みについては参考になるかと思います。

個人的に興味がない部分は、一部機械翻訳している部分があります。もし訳の意味がわからない部分がありましたら、この記事にコメントしていただければ、もう少しわかりやすい形で訳し直すかもしれません。

anki-enhance-main-windowプラグイン

Enhance main windowメインウィンドウに様々な機能を追加します。また、機能の設定を変更することができます。設定方法は、このドキュメントの最後に説明されています。

重要な更新

  • 2019年6月5日:フラグの欄、フラグごとの欄
  • 2019年3月30日:列のドラッグ&ドロップが可能で、右クリックで削除を使用します。
  • 2019年2月12日:デフォルトの色は、統計ウィンドウの色を使用するように変更されます。
  • 2019年2月11日: パーセントバー
  • 2019年2月:レビュー数、今日と過去の任意の時間、今日見たカードの数をカウントします。
  • 2019年1月19日:多くのバグを修正しました。Ankiを再起動せずに設定を変更できるようになりました。
  • 2018年11月8日:anki 2.1のものを使用してアドオンを設定できます。
    の設定方法です。次回のアドオンアップデート時に設定が失われることはありません !

機能

Column: カラム

このアドオンが提供する機能のほとんどは、何らかのカラムに関連しています。

カラム名をドラッグして、新しい位置にドロップすることで、カラムの順番を変更することができます。

Name of the (sub)deck: デッキ名

この欄は、デッキの色を除けば、あまり大きな変化はありません。

Empty decks: 空のデッキ

(サブ)デッキが空の場合、赤色になります。色は設定可能です。

これは誰にとっても便利なことではないかもしれません。しかし、新しいノートを追加するためにデッキが空になったことを知りたい場合、各デッキの新しいカードの枚数をチェックする手間を省くことができます。例えば、ギターのコードを学びたい場合、Ankiに新しいコードを追加する時期が来たことを知らせてくれます。

さらに素晴らしいことに サブデッキを使用すると、空のサブデッキの祖先(親)が青くなります(設定も可能です)。これにより、空のサブデッキを持つデッキを見つけることができます。したがって、すべてのトップレベルデッキを拡張することなく、空のサブデッキを見つけるのに役立ちます。

なお、場合によっては、名前が赤になることを望まないこともあります。
例えば、ギリシャ文字の名前を覚えたい場合です。例えば、ギリシャ文字の名前を覚えたい場合などです。デッキ名にセミコロン(;)をつけるだけで、赤くならなくさせることができます。(;の記号は設定可能です)

Marked cards: マークされたカード

マークされたカードがあるデッキは、背景が青くなります(設定可能)。さらに、デッキ名にセミコロンが含まれている場合(上記で説明したように、デッキが終了している場合)、背景は黄色になります。

Learning: 学習中

学習中のカードのレビュー数です。デフォルトでは、現在実行可能なレビューの数が表示され、括弧内には今日中に実行可能なレビューの数が表示されます。

Review: レビュー

過去に見たカードで、今日見るべきカードの枚数です。
デフォルトでは、今日見るべきカードの枚数です。また、( )内は、今日見るべきカードで、制限により今日見ることができないカードの枚数です。

New today: 今日の新着

このカラムはAnkiではnewと呼ばれています。
newは「今日見ることができる新しいカードの枚数」を意味しますが、サブデッキについては正確には当てはまらないという注意点があります。

New 新規

"new"というカラム名は非推奨です。後方互換性のために残されていますが、いつか削除される可能性があります。New Todayと同じものです。

Due: 期限

デフォルトでは、この列は非表示になっています。これは、"due now "と "later "の2つのカラムになった。

Ankiでは、期限切れのカードとは、新しいカードではなくで今日中にもう一度表示しなければならないカードであることに注意してください。。

Unseen: 新規

一度も回答したことのないカードの数です。
ほとんどが見たことのないカードですが、見たことのあるカードや埋まっているカード(buried)も考慮されます。デフォルトでは、今日発見する未出力のカードの枚数、カッコ内は今日見ない未出力のカードの枚数です。

Young: ヤング

間隔が3週間未満のカードの枚数

Magure: 成熟

3週間以上経過したカードの枚数

Buried: 埋もれている

埋まっているカードの数です。埋没カードとは、「埋没」ボタンを押したために今日見ることができないカード、または同じノートの他のカードを見たために自動的に埋没したカードであることに留意してください。

Suspended: 一時停止中

サスペンドされたカードの枚数です。停止中のカードは、手動で(ブラウザーを使って)停止を解除しない限り、二度と見ることができないカードであることに注意してください。

Total: 合計

このデッキにあるカードの枚数です。すでに見たカードや、まだ期限を迎えていないカードも含まれるため、前の欄の合計とは異なります(また、複数のレビューがあるカードは1回でカウントされます)。

Today: 今日

今日見ることができるレビューの総数です(常に良い評価をしていると仮定しています)。

Configration: 設定

最後の列は、現在のデッキにどのオプショングループを使用するかを示しています。これにより、オプション名を確認するためにメニューを開く手間を省くことができます。デッキがたくさんあって、削除したい古い設定が最後に使われたデッキがどれかを確認したいときに、とても便利です。

Capping: 上限値

デフォルトでは、Ankiは1000以上の数字を表示しません。その代わり、1000+を表示します。
この制限を編集したり、完全に削除することができます(負の数を使用する)。制限を 0 に設定すると、0 か "+" が表示されます。

このアドオンの設定方法

ほとんどのオプションは設定可能です。

このアドオンを設定するには(つまり、メインウィンドウに表示される内容を設定するには)、ツール>アドオン>Enhance main window>設定に進みます。すると、設定ファイルが表示されます。
また、小さなウィンドウに設定のルールの表示も表示されます。

コンフィギュレーションファイル

Anki のアドオン Enhanced Main のコンフィグレーション

  1. まず、アドオン全体に関係する様々な細かい設定について説明します。
  2. 続いて、各カラムの設定方法について説明します。
  3. 次に、空のデッキに関連するカラーリングの設定方法について説明します。
  4. 最後に、マークされたカードに関連するカラーリングの設定について説明する。

雑多なもの

この章では、様々な細かい設定について説明します。
アドオン全体

CSS

この値が null である場合、デフォルトのCSSが使用されます。それ以外の場合は、ここに好きなCSSを入れることができます。 JSON/CSSの文字列に改行を使いたい場合は、アドオンNewline in strings in add-ons configurationsを使ってください。

更新速度

メインウィンドウを更新するまでの待ち時間です。単位は秒です。デフォルトでは30秒ごとに更新されるため、半分前に行われた変更がまだ表示されていない可能性があります。

オプション

デッキのOptionグループの名前を、その行の最後に表示するかどうかを設定します。

キャップ値

アドオンなしのデフォルトでは、Anki は 1000 以上の数字を表示しません。代わりに、1000以上の数字が表示されます。1000 を任意の数で変更することができます。また、この値をNULLにすることで、常に実際の値を表示させることもできます。

なお、1000を上限としたところで、レンダリングが速くなるわけではありません。

カラム

各カラムは、"columns" :[ の行の後、閉じ括弧 ]の行の前に存在する必要があります。行の順序は重要です。杏樹が表示する列の順序だからです。この順番は、列のタイトルをドラッグ&ドロップすることによっても変更できます。つまり、設定の行の順番を変更することで、杏樹のコラムの順番を変更することができます。行をコピーして、1つの列を複数回表示することもできます(たとえば、1回はパーセントで表示し、もう1回は絶対数で表示する)。

各カラムは、開始波括弧 { と終了波括弧 } で表されます。各カラムは8つのパラメータを使用し、それぞれ key:value というペアで表現される。それぞれのキーの意味と、その値を変更できるかどうか、そしてその変更によって何ができるかを説明します。

Name: 名前

最初の値は説明で、このカラムが何を表しているかがわかります。この値を変更すると、アドオンがエラーを発生させるので、変更しないでください。

Description: 説明

カラムの内容の説明です。これは ankiでは使用されず、設定を編集する際にカラムが必要かどうかを判断するために使用されます。

Present: 現在

"present"には、trueまたはfalseが指定できます。値がtrueの場合にカラムが表示され、true以外だと表示されません。

値をfalseにする以外に、このカラムの設定自体を削除することもできます。

この値がabsentの場合、trueであるとみなされます。

Header: ヘッダ

カラムのヘッダです。もしnullにしておくとデフォルトのヘッダタイトルになります。この説明はできる限り使用している言語に合わせて自動翻訳されるようになっています。

ですが、自動翻訳がイマイチな場合は独自でヘッダ名を指定することもできます。
Headerはhtmlのタグを使うことができます。例えば"
"を含めるとヘッダ名が改行されます。

Overray: オーバーレイ

数字の部分にマウスカーソルを合わせるとオーバーレイのテキストが表示されます。これによって数字が何を意味するか、説明文を表示させることができます。説明を出したくない場合は、このキーを削除することができます。また、nullにしておくことでデフォルトのモノンを表示させることができます。

Color: 色

カラムの色を指定します。使用できる値はHTMLのドキュメントを参照してください。redやblueなど、大抵の(英語で書かれた)色の名前を使用する個ができます。

Percent: パーセント

この列の条件を満たすカードのパーセンテージを表示するかどうかを true/false で指定します。例えば、23%のカードが新しいカードといった表示になります。

ただし、これが意味をなさない場合もあるので注意してください。
例えば、"cards "というカラムの場合、デッキが空でない限り値は常に100%になります。notesというカラムでは、この数値は意味をなさない(形式的には、このデッキの兄弟の中で最初のカードであるカードのパーセントが表示されます)。

デフォルトでは、パーセントは存在しない場合、偽であると仮定される。

Absolute: 絶対値

列の中に絶対数を表示されるかどうかを設定します。trueだとパーセントではなく、実際の値が表示されます。

デフォルトでは、Percentがtrueに設定されている場合にこの値はfalseになり、そうでない場合はtrueになります。

Subdeck: サブデッキ

サブデッキを持つデッキを考えるとき、サブデッキのカードを考慮する(値が真のときに行われる)か、無視する(値が偽のときに行われる)かの設定です。

Percent Bar: パーセントバー

名前が "bar "である場合、数値の代わりにパーセントバーがカラムに含まれます。

Coloring decks: カラーリングデッキ

このアドオンの作者は、デッキが空になったタイミングを知りたいと思っていました。
なぜなら、デッキが空になり次第できるだけ早く新しいカードをデッキに加えたいからです。そこで、このアドオンでは、空のデッキの名前と、空の子孫を持つデッキの名前の色を変更することができます。

また、どのデッキにマークされたカードがあるのかを知りたいという要望もあります。そのため、マークされたカードがあるデッキの名前の背景色を変更します。

これらの設定は、本節で説明するように変更することができます。特に、"color empty "と "color marked "をfalseに設定すると、これらのオプションの一方または両方をオフにすることができます。

色の選択

Color empty: カラーエンプティ

新しいカードがないデッキの名前の色

Color empty descendant: カラーエンプティ(子孫デッキ)

新しいカードがない子孫を持つデッキの名前の色

Default color: デフォルトカラー

すべての子孫に新しいカードがあるデッキの色。

ended marked background color: 終了したマークの背景色

マークされたカードを持つデッキが終了したときの色。終了したデッキの概念については、このドキュメントの次のセクションで説明します。

marked background color: マークされた背景色

マークされたカードを持つデッキで、その子孫に終了してマークされたカード を持つものがない場合の色。

Deck modifier: デッキの装飾文字

デッキの装飾文字とは、デッキ名に含まれることでデッキの意味を変える記号(または単語など)のことです。意味が変われば、色も変わります。
このアドオンの作者以外がこれらを必要とするかは不明ですが、もし使いたいのであれば、以下がデッキの装飾文字に関する説明となります。
現在、最初の3つは同じ効果ですが、作者の意向で、いつかこの効果が変わるかもしれません。

End symbol: 終了記号

デフォルトでは、この記号は"; "です。これは、そのデッキが決定的に終了し、新しいカードが追加されることがないことを意味します。
このシンボルを持つデッキは、それ自身とその子孫に色が付くことはありません。

Given up symbol: ギブアップシンボル

作者にとっては、このデッキは難しすぎるか、面白みがないので、新しいカードは追加されないという意味です。

Pause symbol: ポーズ記号

デフォルトでは"="です。作者にとっては、後で新しいカードが追加されることを意味しますが、今のタイミングではankiにデッキ名の色を変えて欲しくありません。
将来のバージョンでは、これらのデッキの色を変更するオプションがあるかもしれません。

リンク、ライセンス、クレジット

この記事のオリジナル(=英語版)のライセンスは下記のとおりです。

Key Value
Copyright Arthur Milchior arthur@milchior.fr
Based on Anki code by Damien Elmes anki@ichi2.net
Based on Helen Foster's code, in add-on "Deck_Counts_Now_Later"
Original idea Juda Kaleta juda.kaleta@gmail.com
Somme CSS Some idea from cjdduarte
Bug correction telotortium on Github
Percent bar Idea and partial realization by Kyle "Khonkhortisan" Mills
License GNU AGPL, version 3 or later; http://www.gnu.org/licenses/agpl.html
Source in https://github.com/Arthur-Milchior/anki-enhance-main-window
Addon number 877182321

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