GitHubからリポジトリをcloneする時に、リポジトリの指定方法は2種類あります。
1. "https://github.com/user/repo" の形式(http方式)
2. "git@github.com:user/repo.git" の形式(SSH方式)
前者の方法でOKだったけと後者の形式に変えたらgit cloneが失敗した経験があるのですが、そのときは色々間違えていたので備忘録がわりにチェックポイントを書いておきます。
チェックポイント
"@"の前はgitになっているか?
認証が必要なプライベートにアクセスするときも、"@"の手前は自分のログインユーザではなく"git"でアクセスできます。
"github.com"の後ろがコロン":"になっているか
URL形式だとドメイン名の後ろはスラッシュなので、変更し忘れに注意が必要です。
リポジトリ名の最後に".git"が付いているか
こちらもURL形式だと付いていないので、つけ忘れに注意です。
publicなリポジトリがcloneできるか?
privateリポジトリのcloneに失敗するときは、以下のようなpublicリポジトリがcloneできるかチェックし、問題が認証によるものか切り分けを行います。
git clone git@github.com:php-fig/fig-standards.git
privateリポジトリの場合、SSHキーを正しく設定しているか?
SSHキーで認証を行おうとしている場合、手元のPCに秘密鍵(~/.ssh/id_rsaファイル)の設置と、github.com上には公開鍵(id_rsa.pubの中身)を登録する必要があります。
そもそもgitコマンドが入っているか
ローカルで作業するときはgitコマンドが入ってなければすぐにわかりますが、CIなどで自動デプロイの仕組みを作っている時など、デプロイ先サーバにgitを入れ忘れることがあり注意です。
CentOSやAmazonLinuxの場合は、以下のコマンドでgitコマンドをインストールできます。
$ sudo yum install git -y
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