ネイティブキャンプのカランメソッドについて問い合わせてみた

カテゴリ: ネイティブキャンプ

ネットの英会話レッスンサイトであるネイティブキャンプでは、カランレッスンというものを受けることができます。カランレッスンは英国で考案された、カランメソッド(https://www.callan.co.uk/preface/jp/)というものを元にした英語の学習法です。

今回、ネイティブキャンプの無料会員登録を行い、運営の人にカランレッスンの内容について問い合わせを行ってみました。

カランレッスンを受けようとしている方は参考にしてみてください。

カランレッスンについて

カランレッスンの特徴

カランレッスンは、ネイティブキャンプにある他のレッスンと異なり、以下の注意点があります。

  • カランレッスン対応の講師を選ぶ必要がある
  • レッスンを受けるには、別途、有料のテキストが必要
  • カランレッスンを受けるには予約が必要
  • レッスン直前にテキストを変更できない

全ての講師がカランレッスンを行えるわけではなく、カランレッスンについての教育を受け終わった一部の講師のみからのみレッスンを受けられます。

また、レッスンを受けるには、別途、有料のテキストを購入する必要があります。テキスト自体は送料込みでも2000円未満なので、それほど高価ではありません。(関係ないですが、テキストは英国にあるカラン本部(?)から購入するので、このテキスト代でネイティブキャンプ自体が儲けている感じではなさそうです)

また、カランレッスンを受けるには予約が必要です。予約は有料なので、ネイティブキャンプの収益源はおそらくこちらだと思います(こちらも、どうでもよいですが...)。

また、予約する時にレッスン内容を指定するのですが、レッスン直前にレッスン内容をカラン以外に変更することもできません。こちらは、一度受けてみると分かりますが、レッスンを行うときに、ネイティブキャンプ側で、カランレッスン用の教材を準備する必要があるからだと思います。

カランメソッド受講時の注意

カランメソッドの受講時における注意点です。

  • 講師は2回質問を与えて、生徒へ回答を誘導しながら進める。
  • 毎回、前レッスンの復習パートがある。
  • 質問へは、フルセンテンスで答える必要がある。
  • カランレッスンには、リスニングパートと、リーディングパートの2つがある
  • レッスン時にはカメラが必要
  • 講師からの質問を受け付けることはできない
  • 回答は真実でなくても良い

まず、講師は2回質問を与えて、生徒へ回答を誘導しながら進めていきます。ここで、生徒が即答できない場合は、講師が先に答えの出だしを答えてしまいます。それでも答えられない場合は、講師が答えをすべて言うので、生徒はそれを真似して答える形になります。瞬時に回答する必要があり、シャドーイングを行うイメージに近いです。

毎回のレッスンでは、前に行ったレッスンの復習パートがあります。復習パートでは同じ質問をされるので、この時に講師より先にこたえられるとベストです。

講師から与えられた質問には、Yes/Noのような答えだけでなく、フルセンテンスで答える必要があります。例えば、"Is this a pen?"に対して、"Yes, It is."ではなく、"Yes, It is a pen."と答える必要があり、これは、生徒が文章を正しく組み立てられるかを見ているためでもあります。

カランレッスンには、リスニングパートと、リーディングパートの2つがあります。リスニングパートでは、レッスン中にテキストを見ることはできず、講師から与えられた質問を耳で聞いた情報だけを元にして答える練習を行います。リーディングパートでは、教材を使用します。

レッスン時のカメラはONにする必要があり、これは、生徒の表情や、口の動きを元にレッスンを進めていくためです。

講師からの質問を受け付けることはできないし、速度などの注文を付けることもできません。速度調整などは生徒の反応を見ながら講師が行います。質問したいがある時は、カラン以外のレッスンなら大丈夫です。質問を受け付けないのは、短時間で英語のスキルを身に着けることを最優先にしているためです。質問を受け付けないと何も理解できなさそうですが、質問無しが全体でレッスン構成が考えられているので心配は不要です。

ちなみに、レッスン中に質問すると、下記のテキストがチャットボックスに貼り付けられます。質問は全くできないわけでなくて、これから何のレッスンをするか自体が分からない場合などは、当然、聞けば教えてくれます。

①You can copy and paste these rules to the chatbox. Rule 1 : カランレッスンではリクエストをしたり質問をすることはできません。 (分からないところ等はカラン以外のレッスンで質問しましょう。 ) You cannot make a request or ask questions in Callan method lessons. (If you have questions, please ask them in another lesson.) Rule 2 : 講師が質問(2回)を読み上げた直後に、素早く回答しましょう。 The teacher will read questions twice. You will start answering right away. Rule 3 : 回答はフルセンテンスで、質問と同じ文法構造で答えましょう。 The answer should be a full sentence and has the same structure as the question. Rule 4 : 短縮系 (It is ⇒ It's, The house is ⇒ The house's) を常に使用しましょう。 Please always use contractions. (It is ⇒ It's, The house is ⇒ The house's) Rule 5 : 講師は回答を補助しますが、講師の回答に頼りすぎないようにしましょう。 The teacher gives the answers but try to answer them as much as you can.

カランメソッドで話される会話はフリートークではないので、回答は真実でなくても良いです。例えば、"今日何時に起きましたか?"と聞かれて、実際には6時に起きていても、"8時に起きました"と回答を誘導されたら、生徒は"8時に起きました"と答えます。

レベルチェックテストについて

カランレッスンではレッスンの段階の事をステージと呼んでおり、ステージ1から始まって12まであります。ネイティブキャンプでは、このステージのことをレベルを呼んでいます。

ネイティブキャンプではカランレッスンを行う前に、何番のレベルから始めるかを確認するため、最初にレベルチェックのテスト(25分レッスン)を受ける必要があります。決められたレベルから順番に進めていき、開始のレベルを自分で選ぶことはできません。

レベルチェックでは、質問に対してスムーズに回答できるか、発音に問題ないかなどのチェックが行われます。

レベルチェックテストの予約方法

レベルチェックのレッスンは、予約ページから自分で予約します。

レッスンの予約ページで、下記のように"1-1: Level Check Test"を選べばよいです。

※レベルチェックのテストは1回のみしか受けることができません。

カランメソッドのテキスト

カランメソッドのテキストは、電子書籍と、紙の書籍があります。紙の書籍は注文してから届くのに2~3日ぐらいで届きます。

カランメソッドは、どのレベルも最初の5回ぐらいはリスニングパートだけで構成されています。リスニングパートではテキストは不要なので、初回のレッスンを受けてから紙の書籍を注文しても間に合います。


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